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- 山本冬彦 推薦作家による -
日本画グループ展 「春はやて」
2022/1/25(Tue)-1/30(Sun)
11:00-19:00(最終日は17:00まで)
2F ACT5
山本冬彦 推薦作家による -
日本画グループ展 「春はやて」
このたび、山本冬彦推薦作家による 日本画グループ展「春はやて」を開催することとなりました。
日本画と一口に言っても描き手によって描かれるモチーフは様々で、いまや日本画というジャンルは、花鳥風月や美人画という枠に捕らわれることなく、自由で豊かな表現を見せてくれています。
本展は、コレクターとして長年若手作家を中心に蒐集しつつ、展覧会の企画発案も行い、アートの普及を目指してきた山本冬彦氏に作家を選出していただき、展覧会を開催します。
「春はやて」のような、新たな日本画の風が皆様の心に吹き込むかもしれません。
可憐な、妖艶な、優雅な、壮烈な、それぞれの美をどうぞお楽しみください。
「現代アート」の出現で、日本画・洋画などのファインアートとイラスト・絵本・漫画などの商業アートのジャンルがあいまいになり垣根を越えた活動をする作家や愛好家も増えています。そんな中で商業アート系の作家や愛好家を中心にしていたアートコンプレックスセンターは中間分野の拡大と両者の橋渡しをする役割も果たしてきましたが、最近は純粋なファインアートの作家やファンにも人気のアートスペースになってきました。 2018年まで毎年お正月に日本画家による本格的なグループ展「新春日本画展」を開催してきましたが、今回は時期を変えて「春はやて」をタイトルに開催することになりました。普段は一緒になることがないような、年齢・出身・所属を超えた6人の日本画家によるグループ展ですが、いずれも私の期待する作家さんたちを推薦させていただきました。
ーー山本 冬彦
■会期
2022年1月25日(火)-1月30日(日)
11:00-19:00 ※月曜休館、最終日17:00まで
■会場
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9,2F ACT5
TEL 03-3341-3253
E-mail info@gallerycomplex.com
■入場料 無料
■出展作家
秋葉麻由子/樋口鳳香/岩野雅代/中野貴文/渡邊浩香/山本晴日
※オンラインショップは初日17時より販売開始いたします。
秋葉麻由子
AKIBA Mayuko
作品コンセプト
私は今、日常の景色をテーマに制作をしています。
いつもそこにある生活の中から自分の心が動いた現場をそのまま切り抜いて絵にしています。
絵を描くとき、私はなるべくシンプルな表現をしたいなと思っています。そこにはモチーフとなる対象 の存在を見る人へダイレクトに感じてもらいたい為です。
対象となるモチーフの大切な要素を丁寧に一つ一つ掬いとっていくと、新しい造形が目の前に現れます。それを表現とする悦びを基盤に絵を描いています。
作家プロフィール
1995年 栃木県出身
2017年3月 武蔵野美術大学 日本画学科 卒業
2019年3月 武蔵野美術大学大学院 修士課程日本画コース 修了
主な展示歴、活動歴
2019年
「第46回創画展」@東京都美術館/東京 (‘20’21)
2020年
「第46回東京都春季創画展」@西武池袋本店西武ギャラリー/東京 (‘21)
「第一回 燕の会」@アートスペース羅針盤 /東京
2021年
「20th 渺渺展」@東京銀座画廊/東京
「くだらないことの中に。」秋葉麻由子個展@アートスヘ゜ース羅針盤/東京
「第二回 燕の会」@アートスペース羅針盤/東京
「第28回飛騨高山臥龍桜日本画大賞展」 奨励賞受賞@飛騨高山まちの博物館/岐阜県
〈Public collection〉
株式会社チャームケアコーポレーション チャームスイート経堂
株式会社チャームケアコーポレーション チャームスイート御殿山
樋口鳳香
HIGUCHI Hoca
室町時代から画僧や文人、絵師たちによって継承されてきた運筆による水墨画技法を基軸に『墨美神R』となづけた匂い立つような世界を、墨のにじみという偶さかの中に悠久を見つめ表現しています。
日本の伝統文化である着物地を素材に、裂地選びは元より、着物を着付けるように自ら表装する創作掛軸『墨美神Rきもの掛軸』を展開。
※墨美神Rは登録商標です。
作家プロフィール
大分県出身。アートディレクターとして広告デザインに携わったのち、歌川派の系譜の画塾にて水墨画を学ぶ。2005年より作家活動。
「水墨画の枠を超えた樋口さんの作品は、東京・銀座の画廊などで年に10回以上展示され、多くのファンを獲得している。女性の水墨画家らと「墨美麗組」を結成。ライブイベントパフォーマンスを行うなど、水墨画の魅力を伝える活動も始めた。」(大分合同新聞2019.7.1より抜粋)
展示歴、活動歴
2006年 第27回 全日本水墨画秀作展@上野の森美術館/東京
2010年 第35回 全日本水墨画秀作展@国立新美術館/東京/準大賞
2011年 第38回 全日本水墨画秀作展@東京セントラル美術館/東京/美術新聞社賞
2014年 第44回 全日本水墨画秀作展 軸装展@東京都美術館/東京/厚生労働大臣賞
2017年 第56回 現水展@東京都美術館/東京/佳作賞
2018年 個展:樋口鳳香・墨美神展@銀座かわうそ画廊/東京
2019年 個展:樋口鳳香・墨美神展@銀座かわうそ画廊/東京
2019年 企画展 夏の終わりの幻想怪奇展@銀座シックスArtglorieux gallery of Tokyo/東京
2020年 個展:樋口鳳香・墨美神展?春の水@銀座画廊 美の起原/東京
2020年 個展:樋口鳳香・墨美神展?たわわな美神たち@獺画廊/東京
岩野雅代
IWANO Masayo
学生時代より、女性をモチーフに日本画の技法で制作を行なってきました。
私は何かを得ること、そこに存ることよりも、失うこと、そこに無いことに惹かれます。
何かを得た時ではなく、失ってしまった時、
根源的な細胞の記憶が断片として呼び起こされ、存在の美しさや愛おしさを浮き彫りにします。
女性像や身近な存在を通して、喪失感の先にある美しさを表現することを目指しています。
岩野雅代
1984年大阪府生まれ
2009年女子美術大学 大学院日本画領域修了
絵画造形教室アトリエSpica主催。
2012年/ 黒石千恵子との2人展 /画廊るたん/銀座
2013年/「見参-KENZAN-」 参加/船橋
2014年/ アートのチカラに出品 /新宿ISETAN/新宿
2015年/ the art fair +plus-ultraに出品/表参道スパイラル/表参道
2017年/「どこかでお会いしましたね2017 街中展」に参加 /浦和
2018年/「どこかでお会いしましたね2018 街中展」に参加 /浦和
2021年/IAG AWARDS 2021 入選 <栗原画廊賞受賞>/池袋
2021年/個展/栗原画廊/池袋
中野貴文
NAKANO Takafumi
主に人物を中心に描いています。人物の表情や取り巻く雰囲気を岩絵の具特有の質感を使って、表現しています。人それぞれが持つ温かい空気感を出すために、その人の雰囲気を記号化した模様と一緒に組み合わせて、より自然な温かい柔らかさを表しています。
また、岩絵の具だけではなく、違う素材を取り入れた表現方法に挑戦し、画面の中で新しい表情を現在模索しています。
? 石川県金沢市出身
2019年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域修了
展示歴、活動歴
2017年 第36回上野の森美術館大賞展 入選/上野の森美術館/東京
2019年 第19回佐藤太清賞公募美術展 入選/福知山市厚生会館/京都
/横浜赤レンガ倉庫1号館/神奈川
2020年 日本画5人展/アートスペース羅針盤/東京
2021年 山本冬彦推薦作家展/銀座中央ギャラリー/東京
2021年 山本冬彦推薦作家小品展Z/ギャラリー枝香庵/東京
2021年 有芽の会/西武池袋本店 西武アート・フォーラム/東京
2020年2021年 春の院展/日本橋三越本店/東京
2020年2021年 秋の院展/東京都美術館/東京
渡邊浩香
WATANABE Hiroka
季節の花々と人物を主に描いています。出会った時に感じたその花への印象を大切にしながら、
絵の中で人物との関係性を様々なバランスで表現していけたらと思っています。
作家プロフィール
1987年 長野県生まれ
2014年 多摩美術大学絵画学科日本画専攻 卒業
展示歴、活動歴
2014 「東京五美術大学連合 卒業・修了制作展」@国立新美術館/東京
「多摩美術大学日本画専攻有志展〜えちがい〜」@BankART Studio NYK/神奈川
2015 「spirit展」@銀座スルガ台画廊/東京
2018 「jupiter展」@銀座スルガ台画廊/東京
2019 「jupiter展」@銀座スルガ台画廊/東京
2020 「jupiter展」@銀座スルガ台画廊/東京
2021 「山本冬彦推薦作家展4」@銀座中央ギャラリー/東京
「jupiter展」@銀座スルガ台画廊/東京
「人物画展」@銀座中央ギャラリー/東京
「INTRO 10 - コレクター 山本冬彦が選ぶ若手作家展 -」@The Artcomplex Center of Tokyo/東京
山本晴日
YAMAMOTO Haruhi
https://harolling929.jimdofree.com
「人間」はいつの時代にも多く描かれてきた一番身近でありふれたモチーフながら、尽きることのない魅力に溢れている。そんな人間の生命の瞬きを捉えたような、黙の中にも秘めている感情や強い意志が感じられる人間の姿を描いていきたい。
「人間」はいつの時代にも多く描かれてきた一番身近でありふれたモチーフながら、尽きることのない魅力に溢れている。そんな人間の生命の瞬きを捉えたような、黙の中にも秘めている感情や強い意志が感じられる人間の姿を描いていきたい。
作家プロフィール
1997年 静岡県生まれ
2021年 愛知県立芸術大学 美術学部美術科日本画専攻 卒業
展示歴、活動歴
2019年 クリエイターズマーケット(ポートメッセ名古屋/愛知)
いい芽ふくら芽(松坂屋名古屋/愛知)
2020年 ヤング・シズオカンアーティスト展(Gallery Futaba/静岡)
2021年 愛知県立芸術大学卒業・修了制作展
美人画づくし参刊行記念展(ぎゃらりぃ秋華堂/東京)
ART ART ART(松坂屋名古屋展/愛知)
KENZAN(東京芸術劇場/東京)
2022年 ACT企画- 山本冬彦 推薦作家による -日本画グループ展 「春はやて」@The Artcomplex Center of Tokyo/東京
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