アジア圏の留学生作家と
日本人作家の交流企画展 neophyt
2023/7/11(tue)-7/23(sun) 11:00-19:00(最終日は17:00まで)
2F ACT5 月曜休館
「アジア圏の留学生作家と日本人作家の交流企画展 neophyt」
<企画概要>
私たち有限会社オフィスジェイワンは、留学生アーティストと日本人アーティストを繋ぐ展覧会を行い、
日本のアートシーンに紹介する活動を行っています。2016 年より日本人作家と主にアジア圏の留学生作家の交流展を定期的に企画してきました。
本企画展は、「アーティストサポート」をギャラリーコンセプトとして若手アーティストの活動支援を多岐にわたり行っている
ギャラリー・The Artcomplex Center of Tokyo で開催をしたいと考えています。
本展「ネオファイト」は、アジアからの留学生をメインとして、
「自己以外」との刺激を尊重し、かつ自身とは異なるカルチャーを携えた作家との交流によって、
新たな発見を得られる企画にしたいと考えます。この展覧会を通じて、日本や各国の感性に触れ合い、
留学生アーティストと日本人アーティストが交流し、
友好を深めることを目的としています。作家が歩んできた道と他者が歩んできた道が出会い、
刺激し合い、またそれぞれの道を進んで行く、そんな発展のきっかけとなる展覧会を開催いたします。
NEOPHYT=何らかの活動における新しい参加者。
■会期
2023年7月11日(火)〜7月23日(日)2週間 ※7月17日(月)休み
11:00-19:00 ※月曜休館、最終日17:00まで
■会場
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9,2F ACT5
TEL 03-3341-3253
E-mail info@gallerycomplex.com
■入場料 無料
VIDEO
■出展作家
Dohyeon Kim(キム・ドヨン)(韓国)
Guo Mengke(グオ・ムオンコー)(中国)
KIM JIWON(キム・ジウォン)(韓国)
SONG JIARONG(ソウ・カヨウ)(中国)
TSANG KAMMAN(ソウ・キンモン)(香港)
ZHU SHU(シュ・ジュ) (中国)
ZHANG CHENCHEN(チョウ・シンシン) (中国)
郭 國隆 (カクコクリュウ) (台湾)
SARINA TAORIGE(タオリグ・サリナ) (中国(内モンゴル))
梶原康紀 (カジワラ・ヤスキ) (日本)
高柳基己 (タカヤナギ・モトキ) (日本)
※オンラインショップは会期開始初日17時より販売開始いたします。
キム・ジウォン | Kim Jiwon
web site URL: http://puchipachiooo.xyz
instagram: @puchipachiooo
違和感を感じる対象から美しさを見つける矛盾した態度と、その過程の中で生まれる感情は私の作品における重要な題材だ。
私は作品を通じて美しさの基準に対して疑問を投げかけると同時に、「人」が感じる複雑で微妙な感情を「人」を描くことを通じて表現する。
1998年 韓国生まれ
武蔵野美術大学卒業
武蔵野美術大学大学院在学中
[AWARDS]
22020年 日本の絵画 入選
第35回 日本の自然を描く展 優秀賞
2022 武蔵野美術大学 卒業制作 優秀賞
[EXHIBITIONS]
2022.08.21 - 08.30 「日本の自然を描く展」 Ueno Royal Art Museum/東京
2022.09.02 - 09.04 「PARTS」 Art Gallery Kobo Chika/東京
2022.09.28 - 10.02 「西日本展」 原田の森ギャラリー/兵庫県
2022.10.28 - 10.30 「Art Festival」 Musashino Art University/東京
2023.01.13 - 01.16 「Musashino Art University Degree Show 2022」/東京
2023.02.17 - 03.01 「JIWON KIM x VON」 @von_jp/宮城県
2023.02.25 - 03.05 「第46回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展」The National Art Center Tokyo/東京
2023.03.24 - 03.29 「鼓動ー形跡 - Group Exhibition -」 @gallery33_official/東京
2023.04.03 - 05.04 「Selected Works from Musashino Art University Degree show 2022」/東京
2023.06.26 - 07.01 「JIWON KIM SOLO EXHIBITION」 GALLERY b.TOKYO/東京
シュ ジュ | ZHU SHU
私は恋人と付き合っている中で、彼から言葉の暴力をたくさん受けた。私は現代社会におけるパートナー間の親密関係における暴力現象を考え始めた。
結晶は芸術家が経験した苦痛をを象徴している。視覚と触覚の刺激によって、観客は息苦しい苦痛と芸術家との共感を感じることができる。作品は感情的な共鳴を生み出す雰囲気を創り出し、観客に現代の親密関係に存在する暴力問題について考え、探究することを促す。
私の作品は、「痛み共感」に基づく、アジアの文化に隠された痛みの経験を探求する。無視された痛みの経験に対する関心を喚起し、破片と鋭い材料を通じて、強烈な感情と衝撃を伝えることを目指す。社会問題の探求と訴えであり、個人の経験の表現と共感でもある。観客の思考を喚起し、痛みの理解を促すと願っている。
2019年 第5回百福杯中国パッチワーク創意デザイン大会―入選
2020年 第4回広東省「学院賞」青年教師と学生の芸術デザイン大会インテリアデザイン類-入選
2020 年 広東省博物館館校協力文創設計作品展三等賞-受賞
郭 國隆 | KUO KUOLUNG
Instagram: kaku__oeo
一般に工芸品では、静的な作品がよく見られます。私は、作品と鑑賞者との間にコミュニケーションを生み出すことが出来れば、制作する作品にとって新しい発展があるのではないかと考えています。そのため、動的で立体的な作品に取り組むと考えています
台湾出身
2018年 国立台湾藝術大学工芸デザイン学科木工専攻 卒業
2023年 武蔵野美術大学造形研究学科工芸工業デザインコース木工専攻 修了
現在 国立東京藝術大学美術研究科工芸専攻素材造形(木工芸)研究生
2019年 「CROSS POINT - 留学生作家 交流展 -」 @The Artcomplex Center of Tokyo/東京
2018年 「質の集合論-工芸デザイン制作展 -」華山文創園区/台湾
2020年 「食・飾・触-おかりや展」おかりや銀座/東京
2023年 「武蔵野美術大学クラフトデザイン卒業展」青山スパイラルガーデン/東京
キムドヨン | Dohyeon Kim
www.dohyeonkim.com
In my closet
自分の存在が小さく感じられた時、暖かい人に出会って癒された経験、ふと感じる寂しさなど、私に起きる様々なことの中
言葉には表現出来なくてずっと私の心の中のクローゼットに溜まっていた
考えや感情、言葉、記憶などをクローゼットから少しずつ出してガラスに映してみる。
1994 韓国生まれ
2016 日本 近畿大学 芸術学科 ガラス造形コース 交換留学
2017 韓国 慶星大学 金属工芸デザイン学科 卒業
2020 日本 東京藝術大学 大学院美術研究科 ガラス造形研究室 研究生
2023 日本 東京藝術大学 大学院美術研究科 ガラス造形研究室 修士課程修了
2023 日本 現 東京藝術大学 ガラス造形研究室 教育研究助手
1. 2021年 「BREAK THE WALL」 @上野BREAKステーションギャラリー/ 東京
2. 2021年 「TAP アートプロジェクト- 放課後のアート時間」 @永山小学校/ 茨城
3. 2022年 「16TH 藝大アートプラザ大賞展 @藝大アートプラザ/ 東京
4. 2022年 「Beyond your imaginatiom-Dohyeon Kim 個展」 @懐美館/ 東京
5. 2022年 「藝大in銀茶会」 @銀座ITOYA /東京
6. 2022-2023年 「SUWAガラスのテロワール〜SUWAガラスの今物語に添えて〜」プロジェクト参加 /長野
ソウ キンモン | TSANG KAMMAN, Carmen
https://carmentsangcas.wixsite.com/home
私の絵画作品は、主に社会問題に関するテーマを扱っている。特に、社会的な不平等、情報監視、アイデンティティ、人間関係の複雑さなど、様々な問題に対して光を当て、観客が目を向けるように促すことを意図している。また、絵を通じ、人々が背けている感情や事実を可視化することを目的として制作している。
1995年 香港生まれ。
2022年 武蔵野武術大学学部油絵専攻卒業。
武蔵野美術大学大学院修士課程油絵コース在学中。
2018年 「第14回世界絵画大賞展2018」 @東京都美術館
2022年 「令和3年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作 優秀作品展」 @武蔵野美術大学 美術館
タオリグ サリナ | SARINA TAORIGE
文化と立場の違いから生まれる認知的な差異を乗り越えて、互いに理解し合うにはコミニュケーションが必要です。「ノマドギャラリー(ゲル)」は自分と異なる人々とアートを媒介に時間を共有して、コミニュケーションを取る体験を提供する可搬式スペースです。ノマドギャラリーの中で起こる新たな出会いの物語とその相互作用によってアート作品が生まれます。
2023年東京藝術大学美術大学院、先端芸術表現科修士課程修了。現在同大学工芸科木材素材・木工芸研究室の研究生として、木材を主な素材として制作する。また、立場の異なる人々がアートを媒介にして、互いに理解し合い、コミニュケーションを取るスペースと共感体験を提供する実験を行う。
2021年 「イントロ展」 東京藝術大学取手校地 メディア棟/取手
2021年 「SDGs×Arts」東京藝術大学美術館/上野
2021年 「ヤギの目はアートの素をひねり出す」たいけんびじゅつ場VIVA /取手
2021年 「アトラス展」東京藝術大学取手校地 メディア棟/取手
2022年 「玉屋ショーウインド」/倉敷市
2022年 「取手藝祭」東京藝術大学取手校地/取手
2023年 「東京藝術大学卒業作品展」/上野
2023年 「TARA JAMBIO ART PROJECT展」/栗島
グオ ムオンコー | Guo Mengke
https://guomengke.com
Guo Mengkeは作品制作を通して他者との接触に対しての不安な感情を探求しています。
Guo自身、「他者から触れられることや触れること」に、強く恐れや不安を感じています。彼女のやり場のない恐れたちは、心の中でさまざまな形に変容していき、溜まったそれらを彼女は作品へ昇華しています。
人々が作品を通して、「触れること・触れられること」がもたらす恐れを認識し、 他者との触れ合い方への新しい視点を考えるきっかけになることを目指しています。
1997年生まれ、中国河北省出身。
2020年 シカゴ美術館附属美術大学卒業。滄州画院版画院研究員。 主に版画とアーティストブックを制作している。現在、東京藝術大学美術研究科グローバルアートプラクティス専攻に在籍し、触覚と感情の相互作用をテーマに研究している。
2023年 「藝大アートプラザ大賞展 - Geidai Artplaza Festival 2023」 @藝大アートプラザ/東京
2021年 第2回「華唐印象 - 河北省版画展」 @河北美術館/河北省
2021年 「版刻心象」滄州版画展 @滄州美術館/河北省
2019年 Fall 2019 Undergraduate Exhibition @Sullivan Galleries/シカゴ
2019年 Anything But Book A Book Show @Zhou B Art Center/シカゴ
2019年 Chicago Art Book Fair @Chicago Athletic Association/シカゴ
2018年 Chicago Art Book Fair @Chicago Athletic Association/シカゴ
2016年 2016 ジョン・ムーア絵画賞(中国)展 @民生現代美術館/上海
ソウカヨウ | soukayou
よく過激な怒りや悲しみに陥る父に影響され、それらの感情を自分の挑戦の一つと見なす。ネガティブな思い出を絵画に反映し、それを客体化することで絵画を持って感情を自己認識する。記憶の中で感性的に形象を捉えて描き、その中にドットを打つことで過去の感情をトレースする。この流れを繰り返してなした作品群を通し、自己をヒーリングし、ひいては、鑑賞者にも自らの感情と向き合う勇気を与えたい。
1996年、中国に生まれ
2022年、武蔵野美術大学造形研究科美術専攻に入学
2020年 「JAGDA学生ポスターアワード」 @国立新美術館/東京
2021年 「ミニアート展2021 vol.1」 @gallery2511/東京
2022年 「 ArtOlympia2022」 佳作表彰
「第78回現代美術展」入選 @国立新美術館/東京
「第8回ミニアチュールzero2022」 アムス賞
「なつのとむらい-諏訪研究室展」 @長亭ギャラリー/東京
2023 年 「第58回昭和会展」 @日動画廊 /東京
「上野の森大賞展」賞候補 @上野の森美術館/東京
チョウシンシン | ZHANG CHENCHEN
金属部品と電子部品の組み合わせは、拡張されている。
身体が通常の日常的な形や体積で表現されるのではなく、切断やコラージュ、再構成によって立体的な芸術や形として捉えられたい。 都会では、しばしば自分を都市遊牧民のように考え、街の隠れた場所を探し、忘れられた金属片を拾っている。 素材やアイデアの再生のように、非日常的なものに変えてきた。
2019年から中国上海でインスタレーションと発表を始めたシンシンは、一般的なイメージの芸術家とは異なる。これまでの芸術活動において、各地の文化的なキーワードを研究しながら、廃棄物の収集や作品制作のために各地に行くことをよく試みた。
活動歴
グループ展
2017『師説-師画』 ?江美術館/ 上海
2020『THE WALKING EXHIBITION SHOW 2.0』 上海人民広場
2021「46億離島計画」オンライン展覧会 上海
2021 淘宝造物節 上海
2021 上海Maker Faire嘉年華 上海
2021 GAPPER希少病公益絵画展 上海
2022 「雙打 ・ 喧鬧」 浙江紹興
2022 SAVVY EXCHANGER 上海
個展
2021「無廃棄烏鎮」 浙江嘉興
広告メディア掲載
2021 人気歌手 宣儀のMV『25』 アートワークの使用
2021 CATブランドチャイナ若手アーティスト代表
2021 『人民日報』にマスクシリーズの作品が掲載
2022 人気歌手 慶怜の雑誌撮影 アートワークの使用
2022 『BoboSnap』に掲載された最近のイベント
2022 『週末画報』に掲載された最近のイベント
梶原康紀 | Yasuki Kajiwara
https://instagram.com/yasukikajiwara
形になる前のものを作る
「形の前」は変化する可能性が枝分かれし、分岐の余地、余白がある状態。
手で作る行為は、生産の都合や構造の条件に縛られる事無く、人間の身体そのものが欲している姿の根拠となる。
つららが蓄積して形になるように、自然に起こる行為や動機は、本来あるべき姿を作り出すだろう。
1995年北海道根室市生まれ。2023年に東京藝術大学工芸科漆芸専攻卒業。現在は同大学院、工芸科修士課程に在学中。手道具の歴史と材料の枯渇が作品の価値にどのような影響があるのか
興味があり、骨董、工芸、現代アート各分野のリサーチを通してドローイングを行い、作品を制作している。
蜉己 | Takayanagi Motoki
Twitter yng0715
Instagram takayanagimotoki
裏通りをふらふらと歩く人の影…
フライパンで焼かれた肉の香ばしい匂いやはじける音…
飲み屋の隣の席の他愛ない下世話な会話…
少し注意を向けてみると人の営みとそれを取り巻く環境はあまりにもエネルギッシュで、それらに触れた私にも活力を与えてくれる。
それが溜まりに溜まって溢れそうになると、筆を手に取りキャンバスに挑む。
触れてきたエネルギー達をありったけの力で放出し、カタチにする事が私の創作活動である。
作家プロフィール
無所属
1993年 埼玉県生まれ
2017年 日本大学芸術学部美術学科絵画コース卒業
2020年 世界絵画大賞展入選。以降毎年入選
2021年 ACTアート大賞展優秀賞。
2023年 美術新人賞デビュー入選
活動歴
2022年 「animal planet」出展
2023年 「美味しく生きていこう」出展
2023年 個展「ヒトリゴト」
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