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田島 征三(たしま せいぞう) 1940年大阪府生まれ。幼少期を高知県で暮らし、この時の原体験が創作の根になっている。多摩美術大学図案科卒。 絵本、絵画、版画、立体造形をはじめ、木ノ実や自然物を使ったアート作品を展開。 東京の日の出村でヤギ、チャボを飼い畑を耕す生活をしながら、ゴミ処理施設建設反対運動にも参加。 「ふきまんぷく」「とべバッタ」「やぎのしずか」などの絵本を発表。 1969年絵本「ちからたろう」第2回BIB世界絵本原画展で金のりんご賞。 1996年ベルリン国際映画祭で銀熊賞。 2009年「鉢&田島征三 絵本と木ノ実美術館」開館(新潟) 「瀬戸内国際芸術祭」ハンセン病療養地での作品制作。 横尾 忠則(よこお ただのり) 1936年兵庫県生まれ。現代美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。 その後もパリ・ベネチア・サンパウロの世界各国のビエンナーレに招待出品。 アムステルダムのステデリック美術館、パリのカルティエ財団現代美術館、 東京都現代美術館、東京国立博物館など世界各国の美術館で多数の個展を開催。 2012年神戸に横尾忠則現代美術館が開館。2013年香川県豊島に豊島横尾館が開館。 1995年に毎日芸術賞、2000年ニューヨークアートディレクターズクラブ殿堂入り。 2011年に旭日小綬章、同年に朝日賞。2015年高松宮殿下記念世界文化賞受賞。 2020年に東京都名誉都民顕彰、2023年文化功労者、日本芸術院会員。 ○版画工房紹介 岡部版画工房(おかべはんがこうぼう) 1964年、神奈川県秦野市にシルクスクリーン版画工房を設立。1991年に足柄上郡松田町に新工房を設立。 いままでに250名以上の作家の作品、種類にすると2000種類に及ぶ版画制作を行ってきている。 1960年はじめ欧米でアーティストの自由な発想を版画にし、それを世に送り出す版画工房が成立し始めた。 先代刷師の岡部徳三は、そのような形を日本に取り入れ実践した先駆者であった。 制作の度に、作家と刷り師によるキャッチボールがなされ、研究と試行錯誤により新しい作品を生み出している。 |
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