1958年東京に生まれる
2000年約20年携わっていた幼児教育の仕事を辞める
2011年京都造形芸術大学芸術学部芸術学科卒業
2009年神奈川県展写真部門入選
2012年 第6回アート・フォト・サクラアンケート選抜で上位入賞
2014年 ACTアート大賞展写真部門優秀賞受賞
2015年 ACTアート大賞展写真部門優秀賞受賞(第3位)
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グループ展
2007年 2月第1回松ぼっくりの会(井出ファミリー展)
逗子プラザギャラリー(逗子市文化プラザ内)
5月カフェKI−NA(地元喫茶店)にて写真展
10月第2回松ぼっくりの会(井出ファミリー展)
逗子プラザギャラリー(逗子市文化プラザ内)
2008年 7月カフェKI−NA(地元喫茶店)にて写真展
2009年 4月京都造形芸術大学写真学習会「Lux」第2回
マキイマサルファインアーツ(浅草橋)
〃第3回松ぼっくりの会(井出ファミリー展)
逗子プラザギャラリー(逗子市文化プラザ内)
7月カフェKI−NA(地元喫茶店)にて写真展
2010年 4月京都造形芸術大学写真学習会「Lux」第3回
The Artcomplex Center of Tokyo(信濃町)
9月カフェKI−NA(地元喫茶店)にて写真展
10月最終回松ぼっくりの会(井出ファミリー展)
逗子プラザギャラリー(逗子市文化プラザ内)
2015年 2月第三回S51卒藝大日本画クラスの仲間たち!展
(夫の絵画グループに参加出展する)
オリエアート・ギャラリー(北青山)
個展
2015年6月2日(火)〜7日(日)
「TAGOE〜水面の幻景」(ACT3にて)予定
☆写真は制作するもの
18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命によりカメラが発明され、写
実主義表現が主流だった絵画世界が芸術運動により表現主義へと変わりました。
20世紀になるとパソコンが発明され一人が一台持つまでに実用化され、カメラも
デシタル化により写真の表現方法にも変化がおこります。
撮った写真をパソコンに取り込み自由に作成加工できるようになったことから、写
真は記録を捉える道具という観念から脱皮しました。
19世紀にも「ピクトリアリスム」として、芸術写真が撮られた時代がありました。
その「ピクトリアリスム」にあやかり、写真はどこまで絵画になるか。2008年
頃から撮るだけではなく、制作する写真に取り組んでいます。
この作品は水面の映りこみ写真を撮り、コラージュは使用せず一枚写真で、Photos
hopを使って色味・コントラストなどを加工して仕上げています。
☆作品名<TAGOE>とは
私が今住んでいる逗子のほぼ中程を流れる川の名前は「田越川」といいます。
この作品はその川の水面の写り込みをとらえたものです。
「田越川」は私の近所あたりからすぐに逗子海岸に流れ込んでいます。そのため、
潮が満ちたり引いたりすることで、水深の変化が見られます。満ち潮であれば、青々
とした水をたたえ、引き潮の時は水底が見え地面がむき出しになります。
それにより、ひとつの地点で写真を撮っても、満ちたときの水面と引いたときの水
面は全く違う顔を見せます。
また、季節、時間、天気により無限に近い変化が見られ、自然が作り出す幻景はと
ても興味深いものです。
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