縄文ルネサンス― 小幡友貴個展
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11/11(tue)-11/16(sun) 11:00-20:00
最終日16時まで |
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遠い昔、縄文土器をうねり隆起させ躍動させたものは何だったのか。全くのでたらめな物なんて、そう作れるものではなく、必ず作り手の精神を反映するものであるはずだ。おおらかでゆったりとして、それでいて激しく強いもの。きっとそれは自然界のすべての命の営みに脅威と尊敬をもった古代人の、全身の感動の表出ではないか。 複雑で不明瞭な現代社会で場面に応じてうまく型にはまって生きていかなければならないことに、一種のやりきれなさを感じる。人生はもっと感動的なもののはずだ。封をして閉じ込めていた“内なる縄文”が、絵を描くことで一気に表出してきた。やりきれなさを超えたところの自己を創造していけるかもしれない。ルネサンスとしての創造。
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小幡友貴 1978 京都生まれ 2005 2006 2007 2008 ストリート・アートナビ取材 |
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